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足の疾患

足の痛み・しびれ・違和感は
ございませんか?

足の痛み・しびれ・違和感はございませんか?足の痛み、しびれ、違和感などがあると、立つ・歩くといった動作に支障をきたします。また、放置したために症状がひどくなる、安静時にも症状が続くといったおそれがあります。
明かな外傷性のものだけでなく、思い当たる原因がないものであっても、症状が気になる場合にはお早目に当院にご相談ください。

このような症状はご相談ください

  • 足首の痛み、腫れ
  • 足裏・足の甲の痛み、しびれ
  • 足指やその付け根の痛み
  • かかとの痛み、熱感
  • 足首を捻った
  • 足の親指が外側(人差し指側)を向いている
  • 足の親指の付け根の骨が出っ張っている

【足の裏・かかとの痛み】
主な疾患と治療法

足底筋膜炎

足裏のかかとから指の付け根を走る「足底筋膜(足底腱膜)」に炎症が生じ、歩行や立位時に痛みが出る病気です。スポーツや長時間の立ち仕事、加齢などにより発症することがあります。踵骨に骨棘(踵骨棘)ができることがあります。

症状

  • 起床後1歩目、安静後の1歩目の足裏の痛み
  • 歩き続けると痛みが和らぐが、長時間になるとまた痛む
  • 足指を反らせた時の足底筋膜の痛み
  • 足底筋膜を押した時の痛み
  • 足底筋膜の腫れ

治療方法

消炎鎮痛剤の内服・外用などの薬物療法、装具療法、リハビリテーションなどを行います。痛みが強い場合には、ステロイド注射を行うことがあります。
足底、ふくらはぎ、アキレス腱のストレッチが効果あることがあります。
また、体外衝撃波が有効なことがあります。
足底板(インソール)を作成し、足のアーチサポートをすれば、症状軽減する可能性があります。

【足指・足の甲の痛み】
主な疾患と治療法

外反母趾

足の親指が外側(人差し指側)へと曲がっている状態です。先の細い靴、ハイヒールなどの爪先に負荷がかかる靴の頻繁な使用などが主な原因となります。

症状・特徴

  • 足の親指が外側(小指側)に曲がっている
  • 足の親指の付け根の痛み
  • 靴を履いたときの圧迫感や違和感

治療方法

ヒールが低く、大きさ・形の合った靴を選ぶことが第一に重要になります。痛みがある場合には、消炎鎮痛剤を処方します。足裏のアーチを支えるインソール、親指を正しい位置に整える装具(トースプレッダーや足底挿板)を使用することもあります。また、足指のグーパー体操、親指をゴムで引っ張るホーマン(Hohmann)体操も有効です。
保存療法をおこなっても症状改善に乏しい場合、症状が強く日常生活に支障をきたしている場合には、手術を検討します。

内反小趾

足の小指が付け根から内側(薬指側)へと曲がった状態を指します。サイズの合っていないきつい靴、先の細い靴を履く習慣が主な原因と言われています。

症状

  • 小指の付け根の外側の痛み、腫れ、タコ
  • 歩行、つま先立ちをした際の痛みの悪化

治療方法

ヒールが低く、大きさ・形の合った、やわらかい靴を履きましょう。薬物療法では、消炎鎮痛剤や外用薬を使用します。足底挿板などの装具の使用が有効になることもあります。
保存療法で進行を食い止められない、痛みなどの症状が強く出ている場合には、手術を検討します。

モートン病

足の人差し指・中指・薬指の付け根のあいだに痛みやしびれが出る病気です。頻繁なつま先立ち、中腰での作業、ハイヒールを履く習慣などが主な原因と言われています。

症状

  • 足の人差し指・中指・薬指の付け根のあいだの痛み、しびれ
  • ふくらはぎに痛みが出ることも

治療方法

ヒールが低く、大きさ・形の合った、クッション性の良い靴を履きます。必要に応じて、インソール(足底板)なども使用します。痛みがある場合には、消炎鎮痛剤の内服・外用、ブロック注射なども行います。痛みが落ち着いてからは、リハビリテーションを開始します。
保存療法を数ヶ月継続しても改善しない場合には、手術を検討します。

中足骨疲労骨折

足の甲にある5本の足指につながる「中足骨」が、スポーツなどによる繰り返しの負荷によって骨折した状態です。特に第2~第5中足骨に起こりやすく、ランナーやジャンプ動作の多い競技で見られます。

症状

  • 運動時、押した時の足の甲の痛み
  • 足の甲の腫れ
  • 歩行やつま先立ちで痛みが増す

治療方法

1.5~2ヶ月程度のスポーツの中止によって、骨の癒合を待ちます。第5中足骨(小指側の中足骨)の骨折の場合には、ギプス固定・手術が必要になることもあります。

【足首・足関節の痛み】
主な疾患と治療法

捻挫(足関節捻挫)

足首を捻ることで、靭帯や腱、筋膜などの軟部組織が損傷した状態です。スポーツや日常生活での転倒、段差の踏み外しなどが原因となります。

症状

  • 足首の痛み、腫れ、圧痛、熱感
  • 皮下出血、足首の不安定性(重症例)

治療方法

まず応急処置として、安静・冷却・圧迫・拳上(RICE処置)を行います。軽度であれば、テーピングやサポーターを用いた安静によって痛みの緩和を図ります。副木、ギプスによる外固定が必要になることもあります。
不安定性が強く現れている場合には、手術を検討します。

足関節不安定症

繰り返し捻挫をしてしまう、「捻挫ぐせ」がついた状態です。傷ついた靭帯が十分に修復せず、関節が不安定になっていることが主な原因となります。

症状

  • 足首の不安定性の慢性化
  • 足首の痛みが続く
  • よく捻挫をする
  • 軽く足首をひねっただけでもぐらつきを感じる

治療方法

まずは痛みを軽減するため、薬物療法や装具による固定、冷却・安静などを行います。根本的な治療として、靭帯を再建する手術が必要になる場合もあります。

アキレス腱炎

アキレス腱炎は、スポーツによる繰り返しの負荷や加齢に伴うアキレス腱の変性などによって、アキレス腱が炎症を起こす状態です。アキレス腱はふくらはぎからかかとにかけて伸びており、歩行や走行時に大きな負荷がかかります。

症状

  • ふくらはぎ~かかとの痛み、腫れ
  • 押した時、運動時、つま先立ちをした時の痛み

治療方法

痛みに対しては、消炎鎮痛剤の内服・外用を行います。また、体外衝撃波治療やステロイド注射が有効になることもあります。痛みが落ち着いてからは、ストレッチや筋力強化などのリハビリテーションを行い、再発防止を図ります。

アキレス腱断裂

アキレス腱断裂は、アキレス腱が部分的または完全に切れてしまう状態です。ジャンプやダッシュなどで急に力が加わった際や、加齢に伴う腱の変性によって起こりやすく、中高年でも発生することがあります。断裂すると歩行やつま先立ちが困難になる場合があります。

症状

  • 受傷時「バチン」という破裂音、叩かれたような感覚

  • ふくらはぎ~かかとの痛み、腫れ

  • 足に体重をかけられない、つま先立ちができない

  • 歩けない(しばらくすると歩けることも)

治療方法

基本的にはギプスによる固定でアキレス腱の修復を待ちます。早期スポーツ復帰を希望する場合、スポーツ選手に対しては、手術による腱の縫合や修復を行うことがあります。術後はギプスや装具での固定と段階的なリハビリを行います。

足・足首の痛みは整形外科までご相談ください

足・足首の痛みは整形外科までご相談ください

「歩くと痛い」「長時間の立ち仕事でしびれる」「スポーツ中に痛めた」などといった足の痛みは、日常生活に大きな支障をきたします。特に初期段階では軽い痛みや違和感であっても、放置することで症状が悪化し、治療が長期化するケースも少なくありません。

当院では、足底筋膜炎・外反母趾・アキレス腱炎など、足に起こるさまざまな疾患に対して、正確な検査と原因に応じた最適な治療をご提案します。
足の痛みや歩行に、少しでも不安を感じる場合は我慢せずお早めにご相談ください。